住宅ローンのお話


08/21付の朝日新聞によると住宅競売が一年で倍増したそうです。

まさか・・・日本版サブプライムの到来か!?で、

よくよく記事を読んでみるとこんな内容でした。

一年で住宅競売が倍増した背景には住宅ローンの返済に行き詰る人が増えた事にあるようです。

う~ん、何でだろ??
住宅ローンの仕組みに無知な私、アキなりにこう思いました。

1.住宅ローンは家賃感覚
きっと購入時に「家賃感覚でローンを支払えばいいんですよ~♪」なんて売り文句を真に受けて買ったのかなって気もします。
住宅ローンと家賃は全くの別物だと思いますが?本当に安いですか?よく考えてみてください。
家賃の中には修繕費用が含まれてる場合が多いです。自然災害などで倒壊したらそれまでですが、ローンの心配はいりませんよね?
なにより税金。住宅にかかる税金は殆ど発生しないはずです。
家賃以外の経費が発生する事があっても金額は知れてます。

だけど住宅ローンは違います。

毎月ローンだけを払えばそれで万事OKではありません。 
固定資産税も発生します。
修繕費用や維持費などの諸経費も発生します。
金利が上がっても払い続けなければいけません。
賃貸のように家賃が値上げしたから引越しなんて事はできませんよ。
自然災害が発生したらどうなると思いますか?

自分の家だけど自己責任。
それが住宅ローンではないでしょうか?

だから家賃感覚で毎月のローンなんて恐ろしい宣伝文句です。
きっとこの宣伝文句に騙された人って多いんだろうなぁ・・・。

2.変動→固定への切り替えの失敗 
同じローンを組むなら変動金利より固定金利のほうがいいに決まってます。
いわゆる借り換えってやつでチェンジさせる事ができるみたいですが、これのタイミングを逃したり失敗した事も住宅ローンが苦しくなる原因ではないでしょうか。

3.返済計画が捕らぬ狸の皮算用状態だった
はっきり言って今の世の中一寸先は闇です。
ずーっとボーナスが続くなんて思っちゃいけません。意外とこれに陥る人が多いかも・・・。

4.変動金利しかローンが組めなかった
サブプライムほど極端ではないにしても、収入や仕事、会社規模によっては変動 金利しか組めない場合があるそうです。
フラット35を申し込もうとしても審査でアウトになっちゃうようなケースです。
あと自社のローン会社を勧めてくる金融会社が結構あるようです。 そういうところって変動金利が多いのかな・・・。
あんまり儲けにならないからフラット35を勧める会社は少ないそうです。

他にもいろんな理由があると思います。

さて、物件を競売にかけるという事ですが、要するに裁判所を通じて売りに出すということです。
裁判所などに公告されてる物件情報って実は、こうした背景で売りに出さざるを得ない人たちの物件なのかも知れませんね。ってことは普通に売りに出しても買い手がつかないってことですよね?
諸行無常ですね・・・。
さて、新聞の話に戻りますが、ローン難の背景には予想していた昇進や昇給が実現せず、返済に行き詰る世帯が増えている・・・だそうです。
前述でも述べたように悪く言えば捕らぬ狸の皮算用なのかも知れません。
そればかりではありません。
不動産業界全体の資金繰り悪化も一因となっているそうです。
売却してみたものの売れず、しかし固定資産税など維持にかかる費用を払い続けないといけないということでしょうね。
ご利用は計画的に・・・じゃないけど、家を買うって人生最大の借金ってよく言われてますよね。
無計画だとは言わないけど、より慎重に検討し、より綿密に計画を立てる事が今後ローンを組む上での課題だと考えます。
そして最悪な事態を想定する事も重要な事ではないでしょうか。

家やお店を持つのは誰でも出来ます。
だけど維持していくのが大変なんだと思います。
持っておしまいじゃないんです。
持ってからが本当のスタートだと思うんです。

最後に・・・

フラット35についてご存知のとおり、固定金利を謳い文句にしている住宅金融団体です。
前身は住宅金融公庫という国土交通省が運営する住宅金融でした。

・・・ん?

どうして政府が住宅金融を運営するのかって?

家を持つ事イコール金融政策に繋がるからじゃないかと思ってます。
家が建てば建つほど財政が潤うって事でしょうね。国民に借金を背負わしてその手助けをしていたのが住宅金融公庫だと理解してます。
この公庫、一時期は変動金利商品も出していたようで、後にローンが払えないという悲鳴が多かったそうな・・・。
その住宅金融公庫が廃止になり独立行政法人に引き継がれ、代わって登場したのがフラット35です。

自分で書いてて勉強になりますなぁ・・・。