やっぱりソニーが好き!?


突然ですが、私、アキの自宅のテレビとBDレコーダーはブラビアです。
ついでにいえばiPod(2ndと5th)とウォークマンも所有してます。
更に言えば、14年前に初めて購入したPCはVAIO PCG-C1Sでした。

っていうかどんだけソニー好きなのかと。

さて、そのソニーですが、窮地に立たされているのは周知の事実。
かつてAV機器メーカーのトップに君臨していたのは今は昔の話となり、何とも寂しい限りです・・・ってiPadとiPodを愛用しているのに何ともダブルスタンダードなこってw
ソニーが窮地に立たされた原因について2013年03月10日付けの朝日新聞にて次のようなことが書かれてました。
インタビュアーは『ヒルズ黙示禄』で知られる大鹿靖明氏、それに答えるのはプレステの生みの親として知られる久多良木健氏。

関係ない話で恐縮ですが、「ヒルズ黙示録」について・・・。

あのライブドア事件の顛末や堀江氏がいかにして転落したかが克明に書かれています。特に堀江氏については「夢見る少年」と揶揄している点がいかに堀江氏をよく思っていないかが窺い知れます。

ヒルズ黙示録・最終章 (朝日新書)

久多良木氏によるとソニーを筆頭に家電メーカー衰退の原因はイノベーションが起こせなくなった・・・つまりチャレンジしにくい環境が諸悪の根源といったことをコメントされてました。
メーカーが春モデルとか秋モデルとか目先のことしか考えられなくて、5年とか10年先を見通す余裕がなくなり、決めたこと以外を排除する傾向が衰退の原因ともコメントしてます。
目先の売り上げばかりを追いかけ、柔軟で多様性のある発想を排除する余裕のなさが今日の衰退を引き起こしてるってことを言いたいんだろうね。
でもってリスクを恐れるあまりなのか現状に甘えてるのか知らないけどイノベーションを起こすことに尻込みしてるもんだから状況はより悪化。
ソニーに限った話じゃないんだろうけど、やっと慌てて新製品を発売しても単なる模倣製品だったり初期不良が出る製品だったりと必死。
特にソニーの場合はもっと以前から危ぶまれていたはず。
それは、同じく朝日新聞の2007年07月21日付けの記事『ウォークマンが負けた日』にて既に書かれてます。
ウォークマンが何に負けたのか、さすがにわからない人なんていないだろうと思うけど、一応答えを言うとiPod。

ウォークマンが負けた原因・・・

それは著作権保護をガチにし過ぎたことにあります。
MP3を採用せずソニー独自の拡張子「atrac3」を使って著作権を保護する仕組みを作ったはいいけど、使いにくいと評判が悪かったみたいで、それを楽観してたらあっという間にappleに追い抜かされたってわけ。
あとMDに固執したことも原因・・・って今さらこんな話をもっともらしくするなよってw
かつて携帯音楽プレーヤーの代名詞だったウォークマンがわずか数年足らずですっかりiPodにとって変わってしまったんですね、これが。
上記の記事の日付から2年ほど前の2005年にウォークマンのブランドイメージを損ねかねない事件が発生しました。
憶えてる方もいらっしゃるかと思いますが、「ウォークマンやらせブログ事件」です。
新発売されたウォークマンAシリーズのキャンペーンの一環として「ウォークマン体験日記」なるブログがso-net内コンテンツとして公開されました。
ブログの趣旨はモニターに選ばれたユーザがウォークマンの感想やら使い勝手やらをブログという形でレビューするってもので、モニターに選ばれたのは4名のユーザ。
ブログが公開されてから間もなく奇妙な内容の日記が書き込まれました。
書き込んだユーザはpinkyなるハンドルネームを名乗る20代前半の女性で、ブログのタイトルは「カワイイのがいいの!」。
プロフィールによるとカワイイものが大好きなメカ音痴とのことで、ハンドルネームの由来はピンクが大好きなあまり高校時代のクラスメートから「ピンキーちゃん」と呼ばれたからだとか・・・って、なんか嘘っぽいな。
それはさておき日記の内容は、ウォークマンAシリーズのモニターに当選。さっそく開封するとメタリックなピンクのボディがかわいい・・・とここまではありきたりな内容。

しかし、問題はここから。

さっそく音楽をDLしようとしたら所有しているPCがmacだったためにDLできず、WindowsOSが搭載されたPCを購入してやっとDLできました。 っていうか、モニターのためにわざわざPCを買い替えるか?普通。
しかもウォークマンはmacOSに対応してないはずなのに何故事前に利用環境をチェックしない?メカ音痴でも利用環境のチェックくらいはできるだろ?
この時点でやらせ臭がプンプンしますな。
ただでさえ変な内容の日記なのに、問題の日記が公開される以前の日付でアップされた画像にはバッチリWindowsのキーボードが映り込んでて、あまつさえハロゲンランプを使って撮影してるのがバレバレなもんだから、たちまちブログは炎上。慌てたpinky女史は、Windowsのキーボードは勤務先のPCであると必死で取り繕ってみたものの、時既に遅し。
もはや炎上は収拾のつかない事態になり、その結果「ウォークマン体験日記」は公開から僅か1週間程度でコンテンツ丸ごと閉鎖する羽目にあいましたとさ。
この事件は今でもインターネットを利用したプロモーションの失敗例として語り継がれているそうな。
多分・・・だけど、このブログってそれぞれ役割分担されてたんじゃないかって気がします。
プロフィール欄にpinky女史の顔写真がアップされていたという点から「被写体担当」。おおかたどっかのモデル事務所に所属する女の子を撮影しただけで、モデルになった女の子はブログの趣旨どころか内容すら知らないかもね。
でもって「文章担当」に「画像担当」と役割分担。しかし、この「文章担当」がどうにも無知すぎて馬脚をあらわしたってとこか。 あくまで想像の域を超えないけどね。
これじゃまるでソニーがやらせに加担してると言わんばかりなので迂闊な事は言わないほうがいいんだろうけど。
何ていうのかこう、悪いけどソニーって葬式タブレットの件も含めて胡坐をかいじゃった感が否めないんだよね。
せっかくイイモノ作ってるメーカーなのに勿体なくね?

最後になるけど、ソニー復活に必要な事・・・それはチャレンジ精神と柔軟性、そして独自性じゃないかなって気がします。
個人的にはソニー製品がやっぱり好きなんでね。

参考リンク:
ウォークマン30周年に思うiPhone/iPodにソニーが負け続ける理由
「ウォークマン」が「iPod」に勝利!でも素直に喜べないSONY
ソニーの「沈黙」3――血祭りになったヤラセ「体験日記」
★カワイイ★のがいいの!(ミラー)

やらせブログ事件の顛末は下記の本を参考にしました。

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